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全くの初心者はいったいどのくらい時間と練習量があれば、トライアスロンレースに参加できるのでしょう。もちろん距離にもよりますが、ここではショートディスタンス（＝オリンピックディスタンス）に参加することを仮定して考えてみましょう。
『ランニングは自信があるがスイムは苦手』、『スイムは得意だけどバイクには乗ったことがない』という方など、運動歴には個人差はありますが、 ある程度泳げる方だと約３ヶ月、全く泳げない方でも６ヶ月あればショートディスタンストライアスロンの完走は可能でしょう。
どんな練習をしておくべき？
週１～2回以上は泳ぐ
まずはプールで週１～2回以上はスイムの練習をしましょう。
ウォーミングアップ
↓
キック(ビート板を使って)
↓
プル(ビート板を足にはさんで泳ぐ)
↓
スイム(ちょっとスピードを上げる感じ)
↓
ダウン
このような練習を１回につき１０００ｍ～１５００ｍ行います。時間にしておよそ1時間くらい。これは実際のレースでの時間と距離を意識したものです。（オリンピックディスタンスの距離）1時間でも集中して行えば効率的に練習ができます。
週3回以上はランの練習
ランの練習とはすなわちランニングですね。これは10㎞以上走り続けられることを目安に。最初から無理をせず、徐々に距離を伸ばしていくようにするといいですね。
休日はバイクの練習、週に一度は練習時間を確保
時間にして二時間続けて走る、平均時速28㎞くらいを目標にするなど、練習方法はさまざまですが、まったくの初心者の場合は二時間以上連続して、レースのようなペースで走れるようにするのが先決です。二時間を走り切れるようになったら速度の目標を決めましょう。このような練習は一日に1種目が目安ですが、慣れてきたら一日2種目、3種目とこなせるようにしていきます。
アスリートの平均的な速度を参考にしよう
スイム：50mを50秒以内のペース,
バイク：平均速度が30km/h以上,
ラン：4分/km以上のペースなら速い方
参照：トライアスロン解体新書
スプリントディスタンスなどさらに短い距離の大会を目標とするなら、タイムと距離をこの半分くらいに設定して練習しておきましょう。
スクールなどはある？
初心者向けトライアスロンスクールが全国にあります
手っ取り早く完走を目指すならトライアスロンスクールがおすすめ。もちろん費用は掛かりますが、体を仕上げるだけでなく、用具のことや大会の様子など様々な情報が手に入ります。
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